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EFBS 小型(オイルフリー)
オイルフリーブースタコンプレッサ200V、0.4kWと0.7kWが
Bタイプにモデルチェンジ!
・メンテナンスカウンタを追加 (整備時期の適正化)
・一次側フィルタの外付け化 (管理作業性の向上)
・0.4kW、0.7kWの空気タンク共通化
・外観デザインの一新
圧縮空気のお悩みありませんか?
そういえば・・・使っているかも?
・工場エアよりも高い圧力を使う必要があるから
・工場エアの圧力低下による加工不良防止のため
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空圧駆動ブースターの消費エアーは年間15万円を超えることも!(1台当たり。コンプレッサの電気代換算)
それだけでなく、他にもさまざまなデメリットが存在します。
・大元のコンプレッサの整備サイクルを早める
・排気騒音で作業環境が悪化する
・頻繁な整備が必要なため、整備コストの負担が大きい
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電動のブースタコンプレッサなら、生産現場の気になる問題をスッキリ解決します。
ブースタコンプレッサへの切替をぜひご検討ください!
※窒素ガスを昇圧する場合は事前にお問い合わせください。窒素ガス対応の専用仕様製品をご案内します。
メリット①省エネ
ブースタコンプレッサは、エネルギー効率の悪い空気を使用しない電動タイプ。
一般的な空圧駆動ブースタと比べて、消費エネルギーを大幅に削減可能です。
消費エネルギーを約70%削減!
《空圧駆動ブースタと電動ブースタコンプレッサの比較》
空気量300L/minを、0.4MPa⇒0.6MPaに昇圧する場合の、エネルギー消費量の比較実験です。
●空圧駆動ブースタの場合
空圧駆動ブースタは圧縮空気のうち、半分以上を消費して増圧します。
この実験では、増圧後300L/minを得るために、630L/minのエアを投入しています。
つまり消費エネルギーは330L/minとなり、電力に換算すると約3.3kWhとなります。
●電動ブースタコンプレッサの場合
電動ブースタコンプレッサの消費エネルギーはモータの消費電力だけです。
この実験の条件では、消費電力は約0.8kWhとなります。
⇒この実験の条件では、電動ブースタコンプレッサに切り替えることで、約76%の省エネとなることがわかります。
電動ブースタコンプレッサを活用した省エネ(具体例)
《低圧化による省エネ》
大元のコンプレッサの供給圧力は一般的に0.7MPa程度に設定されていますが、実際の製造現場で必要とされる圧力の大半は0.4MPa程度と言われています。必要以上に高く設定されがちなコンプレッサの設定圧力を見直すことで、大きな省エネ効果を得ることができます。
現状 | 改善後 | 削減量 | |
消費電力(1時間当たり) | 162.8kW/h | 147.7kW/h | -15.1kW/h |
消費電力量(年間) | 651,200kW/h | 590800kW/h | -60,400kW/h |
電力費用(年間) | 9,768,000円 | 8,862,000円 | -906,000円 |
CO2排出量(年間) | 341.9t | 310.2t | -31.7t |
※算出条件
37kWの給油式スクリューコンプレッサ×5台使用(定速機×3台、インバータ制御機×2台で運転)
稼働時間4,000h/年 コンプレッサ平均負荷率70% 配管からのエア漏れ15% 電力単価15.0円/kWh CO2実排出係数 0.000525t-CO2/kWh
しかし実際には、工場内の一部に高圧を必要とする現場もあるため、そう簡単には低圧化を実施できないケースがほとんどです。
そのような場合に、部分増圧用ブースタの使用をお勧めしています。
高圧を必要とする現場にブースタを導入することで、工場全体の低圧化を推し進めることができ、大幅な省エネを実現することが可能です。
《ブースター方式の見直しによる省エネ》
ただし、導入するブースタの方式には注意が必要です。先のシミュレーションで解説したように、空圧駆動ブースタは大きなエネルギーを消費します。そのため、全体の低圧化による省エネ効果を埋め戻すことになりかねません。
それに比べ、電動ブースタコンプレッサは非常に少ないエネルギーで運転が可能です。
空圧駆動ブースタを使用している場合は、電動ブースタコンプレッサへの切替をぜひご検討ください。
現状 | 改善後 | 削減量 | |
空圧駆動ブースタ×10台 | |||
排気量(1台当たり) | 350L/min | – | – |
年間総排気量 | 840,000㎥ | – | – |
圧縮空気1㎥のコスト | 1.79円/㎥ | – | – |
電動ブースタコンプレッサ×10台 | |||
消費電力(1時間当たり) | – | 7.5kW/h | – |
年間の消費電力量 | – | 30,000kWh | – |
比較結果 | |||
年間電力費用 | 1,503,600円 | 450,000円 | -1,053,600円 |
※算出条件:空圧駆動ブースタの平均作動回数:60回/min
メリット②低騒音・低振動
《空圧駆動ブースタと電動ブースタコンプレッサの比較》
空圧駆動ブースタは大きな排気騒音が発生するだけでなく、二次側の圧力が大きく脈動します。
精密加工などに使用する場合、加工精度に強い悪影響を及ぼす場合もあるため注意が必要です。
電動ブースタコンプレッサはバルブ音を内部に閉じ込める構造で低騒音を実現。脈動も少なく、高品質な高圧エアを供給可能です。
メリット③空圧駆動ブースタと比べて5倍以上の耐久性
空圧駆動ブースタは概ね2,000時間ごとに整備をするのが好ましいとされています。一方、電動ブースタコンプレッサの場合、10,000時間ごとの整備を推奨しています。
購入時点では電動ブースタコンプレッサの方が5割ほど高いですが、稼働時間4,000時間の時点で購入価格と整備費用の累計は逆転し、
以降は差が開く一方となります。
実際には消費エネルギーによる差も加わるため、累計費用はさらに早期に逆転することになります。
※空圧駆動ブースタの寿命を500万回、必要空気量を220L/minとした場合
オイルフリーのメリット
潤滑油を全く使わないオイルフリー式ですから空気はいつもクリーン。
日常のオイル管理の必要がなく、オイルミストや配管の汚れの心配もいりません。
世界初のコンポジット樹脂ピストンを使用
コンポジット樹脂ピストンとは
耐熱性熱硬化性樹脂を使ったコンポジット樹脂ピストンは高温の連続使用にも耐えられ、しかも優れた摩耗特性を持っています。
このコンポジット樹脂ピストンを使用したことで、従来のピストンには必要だったライダーリングを取り外すことができ、コンプレッサに致命傷を与える焼き付きやカジリなど故障の不安を解消しました。
また、圧力リングにも耐熱性、耐摩耗性の高いフッ素系樹脂を使用しています。
ワンポイントアドバイス-給油式と「オイルフリー」との違い-
オイルフリーコンプレッサ 4つのメリット
●ロングライフ
・独自のコンポジット樹脂ピストンの採用でメンテナンスサイクルが延長されました。
・2ウェイ冷却で冷却効果が増大。
・高性能大容量吸込フィルター採用で管理も容易になりました。
●パワフル
・2段圧縮方式(5.5kW機以上)を採用。
・タンクタイプは圧力1.0MPa、パッケージタイプは圧力0.85MPaの高圧化を実現しました。
●セーフティ設計
・全覆いベルトガードを危険な回転部分に装備しているので安心です。(タンクマウントタイプ)
・全閉外扇モーター標準搭載。チリや湿気によるトラブルを防ぎます。
・防塵フィルターキットを標準装備(TFP55以上)。内部部品を保護します。
●クリーン
オイルフリーですから空気はもちろんドレンもクリーン。ドレン処理費用も削減できます。