コンプレッサーによる省エネ(10年越し)
こんにちは、常務取締役の石間光太郎です。
今週、社長と岐阜のお客様のところへ行って、帰りに伊吹PAによって昼飯を食べました。
とても小さいPAですが、卵が非常に有名(調べたら、ヤマハタ養鶏の卵?)のようです。食堂に塩がついたゆでたまごが売られていました(1個50円)。
今回、から玉丼を頼みました。
生姜醤油に付け込まれたであろう鶏肉のから揚げが、京風お出汁と卵で包まれており、食べながら食欲が湧いてくる、とてもおいしい丼でした。
ここはうまいです。
そんなお昼ごはんを食べていたら、大きいコンプレッサーを多く導入しているお客様から、“電気料金が更に減ったよ”というご報告を受けました。
本当にうれしいです。
弊社の社長・私・担当者・図面作成部隊と共に約10年程かけて、弊社の扱うコンプレッサーやドライヤー・配管・フィルターに変更していき、約130KWのエネルギー費の削減(基準より生産量が増加したので、本当はもっと改善)が完了しました。
金額換算で1,500万円/年間(24時間稼働・350日稼働・単位電力量14円)。
CO2は約700tの削減。
※単純計算です。
そこの工場様では、我々が無料のコンプレッサーの省エネ診断をする前は
・エアーを無意味に捨てていた
・ドライヤーのトラブルで、頻繁に生産が止まっていた
・コンプレッサーの圧力も高いまま特に設定していない
その他にもトラブルだらけだったと聞いております。
こういう現実を見ると、なんてお粗末な工事をしたんだろう。
何も検討していないのが見えてきます。
最近は省エネ提案という謳い文句だけ勇ましく、計算だけして、提案書を書かれる所もありますが、中身を見てみると検討不足だな、現場を知らないんだなと感じる事が多々あります。
弊社は、メンテンナンスも自社で行っているので、「こんな工事をしたらこんな失敗をする、お客様にご迷惑をかける」という事が予想できます。
省エネ診断でデータと現場をしっかり見て、お客様とお話し、コンプレッサーやドライヤー・配管等エアー周りを設計し、経験に基づいてご提案をしております。
上記のお客様では、
・0.4MPaを安定稼働(低圧化)
※安易に0.4MPaにするとトラブルになります。
安易な低圧化は絶対やめましょう。
・前まで起こっていたトラブルは全て解決
・ムダなコンプレッサーの電気代もほぼありません
関係者の皆様、本当にお疲れさまでした。本当によかったです。
これからも引き続き、私たちがしっかりメンテナンスを行っていきます。
コンプレッサーの省エネは、計算だけできてもできません。
しっかり現場の状況や、これまでの経験知も併せてしっかり検討する必要があるものです。そうしなければ、生産活動、環境にも影響を及ぼします。
SDGs(持続可能な社会づくり)に少しでも省エネで貢献できればと思います。
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