エアドライヤーair dryer

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エアドライヤータイプ別airdryer type

冷凍式:一般的に広く普及しているエアドライヤーの冷却方法。露点が圧力下10℃=大気圧化-17.3℃

ヒートレス(吸着式):圧縮空気の水蒸気を乾燥剤によって吸着し除去する方法。露点が圧力下-20~-60℃程まで水分を除去できます。
水分除去の過程で、エアは少し排出することになります。

膜式:中空糸膜エアフィルターを使い、水蒸気が膜の外に排出される過程で乾燥エアを作ります。
露点が圧力下0.5℃~-48℃程(出口流量を調節が必要)エアは少し排出することになります。

エアドライヤーの選定方法

エアドライヤー選定前の必須チェック

エアドライヤーを設置する際は、風通しの良いところなどなるべく涼しいところに設置してください。

45℃以上の環境に設置しないでください

※上記の温度は、一番気温の高くなる夏場を想定してください

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45℃を超えてエアドライヤーを使用すると、下記でお勧めするエアドライヤーは
どのタイプも停止しやすくなります。
エアドライヤーが停止すると末端で水(ドレン)が出てしまいます。

※よく階段の下の狭いスペース、密閉された空間、ボイラー近くに置かれているケースがあります。

エアドライヤー選定時のステップ

STEP

コンプレッサー圧力の確認
吐出圧力

1.0MPa以下

1.0MPa以上

中圧入気タイプを
お選びください

スクリュ式

レシプロ式

コンプレッサー吐出圧力(MPa)を仕様書で確認してください。

※仕様書が無い、わからない場合は、お問い合わせいただければお手伝いいたします。

STEP

コンプレッサータイプの確認
コンプレッサータイプ

スクリュ式

レシプロ式

・ASシリーズ ・CMシリーズ
・VSシリーズ ・スクロールシリーズ

・TLPシリーズ ・CLPシリーズ
・CFPシリーズ etc…

エアドライヤー入気温度

5〜50℃

コンプレッサー内部に出口温度を低くするアフタークーラーが装着されている場合、ドライヤの入気温度は50℃以下になります。
※ドライヤ周囲の温度が高い場合、余裕をもたせて高温入気タイプでも 可

5〜80℃

コンプレッサー内部に出口温度を低くするアフタークーラーが装着されていない場合、ドライヤの入気温度は50℃以上になります。

標準入気タイプをお選びください。

高温入気タイプをお選びください。

STEP

エアドライヤーの大きさ選定

(例)

コンプレッサー

流量
235L/min (0.235㎡/min)

対応kW
2.2kW

エアドライヤー

処理空気量
320L/min (0.32㎡/min)

対応kW
0.75〜2.2kW

※流量またはkWは、仕様書、もしくは弊社ページにて確認できます。

※エアドライヤーの空気処理量または対応kWは、弊社ページにて確認できます。

「ドレン&エアドライヤー注意点」を一覧で表示しております。
こちらのページもご参考ください。

ドレン&エアドライヤー注意点