物流支援ロボットCarriRo®、 大手文具メーカーの引っ越し業務で初導入
-搬送導線の確保が難しい環境で従来の2倍の搬送量を実現し、人手不足・省力化に貢献-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売している物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)FD(追従モデル)が大手文具・オフィス家具メーカーであるコクヨ株式会社のグループでコクヨ製品の物流、オフィスの引っ越し・移転サービスを運営する、株式会社コクヨロジテム(大阪府大阪市、代表取締役社長:小柴 隆之、以下コクヨロジテム)においてオフィス家具搬入・オフィス移転現場での省力・省人を目的として2019年6月から導入されました。
CarriRo®の引っ越し・移転サービスとしての導入事例としては初めてとなります。
引越しやオフィス移転の現場では、その運用の特性上、予め決まった搬送動線の確保が困難な点、都度現場環境が変わる点から、これまでAGVや自動搬送ロボットの導入が難しいとされ、搬送作業は人手で行うことが基本とされてきました。
一方で、CarriRo®のカルガモモード(追従機能)は、現場でのルート設置や搬送導線の確保が不要で、人が前を歩くだけでCarriRo®が追従して自動搬送するため、このような高い搬送の柔軟性が求められる現場において、十分な効果を発揮することができます。
コクヨロジテムは、これまで業務で使用していた平台車をCarriRo®が牽引できるように加工したうえで、このカルガモモードを活用することにより、従来人手で1-2台しか運べなかった平台車を、2倍の4台を一度に搬送することで省力化・効率化を実現されています。
また同社は今後、CarriRo® Ride(乗車可能なボード付きCarriRo®)も活用することで、人の歩行負担も無くし、さらなる搬送負荷軽減に取り組んでいきます、とコメントされています。
【物流支援ロボット CarriRo®導入事例紹介】
株式会社コクヨロジテム
事例紹介URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_kokuyo-logitem
【物流支援ロボットCarriRo®】
物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。
少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。
現在販売開始から累計140ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、
ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
【製品Web URL】 https://www.sanei-sho.com/carriro/
【動画】https://youtu.be/dkfvVXNdaCU
【製品価格】
CarriRo® FD(追従モデル): 5年リース 月額34,000円(税別)/1台
CarriRo® AD(自律モデル): 5年リース 月額52,000円(税別)/ 1台
CarriRo® AD(外部入出力機能搭載モデル): 5年リース 月額58,000円(税別) / 1台
CarriRo® AD+ (台車タイプ): 5年リース 月額73,000円(税別) / 1台
(パレット積載タイプ): 5年リース 月額82,000円(税別) / 1台
【主な仕様】
本体重量 | 55kg |
大きさ | 幅61cm×奥行91cm×高さ24cm ※ハンドル部96cm |
最大積載荷重 | FD・AD:150kg AD+:200kg |
最大速度 | 時速 6km(ドライブモード、追従モード) 時速 3km(自律移動モード) |
牽引力 | FD・AD:250N (300kg相当) AD+:600kg相当 ※路面状況や台車の状況によります。 |
充電時間 | 2時間半 |
稼働時間 | 8時間 ※稼働状況によって異なる可能性があります |
※上記CarriRo® AD+の仕様は変更される可能性がございます。